外傷の種類

外傷の種類には、以下のものがある。

物理的要因によるもの

機械的要因によるもの

創傷(Skin Lesion)は、皮膚の表面のけが(傷)を言う。

  • 1次元的なもの
    • 切創
      鋭利物(刃物など)による損傷。
    • 裂傷
      皮膚が2方向に引っ張られることによって裂ける損傷。
    • 割創
      裂傷が皮膚組織すべてを引き裂き、内臓・骨を露呈する損傷。
  • 2次元的なもの
    • 擦過傷
      摩擦による損傷で、表皮のレベルまでしか達していないもの。
    • 挫滅傷
      摩擦による損傷で、真皮や皮下組織・それ以下のレベルまで損傷したもの。或いは急激な圧力による同様な損傷。(急激でない圧力によるものは褥瘡と言う)
  • 3次元的なもの
    • 銃創
      銃弾による損傷。
    • 爆傷
      爆発による損傷。ただし、爆傷は熱傷や衝撃による内部的損傷(いずれも下記)を伴う。殺傷用の爆発物による損傷であれば、多発性の銃創の病態も呈する。
    • 杙創(よくそう)
      鈍的な物体が人体に刺さる傷。

内部的なもの

  • 内出血
  • 骨折
  • 捻挫
  • 内臓破裂

熱的要因によるもの

  • 熱傷(やけど)
  • 凍傷

電気的要因によるもの

  • 電撃傷

放射線要因によるもの

  • 放射線被曝による損傷。原爆症など。

化学的要因によるもの

  • 強酸・強塩基による損傷や、糜爛剤(マスタードガス)による損傷